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ASRock AOD790GX/128M と HD 4650 でのマルチディスプレイまとめ

2009 年 3 月 16 日 月曜日

ASRock AOD790GX/128M と HD 4650 でマルチディスプレイ (4 画面) を構築する際の BIOS (1.40) の推奨設定をここにまとめておきます。

共通設定 [Surround View] → [Enabled]  これが [Disabled] だと両方の GPU から画面を出力することができません。 [Sideport Clock Speed] → [667MHz] or [AUTO]  これが [400MHz] や [533MHz] だと HD 3300 からの画面の解像度が低くなってしまいます。

QSoft の RAMDISK を利用する場合 [Internal Graphics Mode] → [SIDEPORT]  これが [UMA+SIDEPORT] や [UMA] だと OS が起動しません。

QSoft の RAMDISK を利用しない場合 [Internal Graphics Mode] → [UMA+SIDEPORT] [Share Memory] → [128MB]  これが [Auto] だと HD 3300 からの画面出力が安定しません。

CPU が 720 BE の場合 [Advanced Clock Calibration] → [Disabled]  これが [Enabled] になっていると両方の GPU から画面を出力することができません。  うちの 720 BE は 4 コア化状態で Prime95 を 1 周回ったのですがこの有様です。

なお、これら全ての推奨設定を採用してもオンボード GPU では OpenGL を利用することはできません。PCI-Express を利用せずオンボード GPU のみから画面を出力する場合には OpenGL は利用できます。Hybrid Crossfire は試していないので分かりません。

それから、スタンバイからの復帰後に PCI-Express 側のディスプレイのうちの 1 枚が表示されなくなりますが、この原因は分かりません。RAMDisk を利用してるせいかもしれません。Instant Boot を利用したいがために ASRock のマザーボードを買ったのに意味がなくなってしまいました。


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