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RSR Stove 2nd + アルコ K2 の出力と熱効率

2016 年 1 月 10 日 日曜日

RSR Stove 2nd にアルコ K2 (メタノール 95%,エタノール 5%) を使用したときの出力と効率を計算します。

アルコールストーブにおける着火からの沸騰時間と効率

RSR 2nd, アルコ K2,EtaPower Pot 1.0 L (フタなし)

水道水 200 ml
温度時間発熱量必要熱量効率
95 ℃まで2 分 12 秒 (132 秒)106.9 kJ84.3 kJ78.9%
98 ℃まで2 分 18 秒 (138 秒)111.7 kJ87.3 kJ78.2%
水道水 400 ml
温度時間発熱量必要熱量効率
95 ℃まで3 分 46 秒 (226 秒)186.3 kJ156.4 kJ84.0%
98 ℃まで3 分 57 秒 (237 秒)195.4 kJ161.8 kJ82.8%
水道水 600 ml
温度時間発熱量必要熱量効率
95 ℃まで5 分 24 秒 (324 秒)267.1 kJ228.5 kJ85.5%
98 ℃まで5 分 39 秒 (339 秒)279.4 kJ236.4 kJ84.6%
水道水 800 ml
温度時間発熱量必要熱量効率
95 ℃まで7 分 9 秒 (429 秒)367.1 kJ300.5 kJ81.9%
98 ℃まで7 分 23 秒 (443 秒)379.1 kJ311.1 kJ82.1%

RSR Stove 2nd + アルコ K2 + Primus EtaPower Pot 1.0 L (2012) では鍋を温めるのに 40 秒弱,あとは 200 ml 沸騰させるのに 100 秒ずつ増加と覚えれば良さそうです。

RSR Stove 2nd は効率 85.5% という信じられない値を叩き出しました。当然,燃焼効率は 100% でしょうから熱効率が 85.5% ということです。低火力な割に健闘した RSR Stove 2nd ですが,効率を計算することでその理由が判明しましたね。フタなしでこれですからフタをしたらどうなってしまうのでしょうか。計算が間違っているような気がしてなりません。

重量まとめ

2 泊 3 日の行程などで 600 ml の水を 12 回湧かすとすると必要燃料量と燃料を満タンに持って行った場合の必要重量は下記の通り。

RSR Stove 2nd 一式の重量
品目製品名重量
EtaPower Pot 1.0 L 本体とフタ178.29 g
鍋つかみVargo Titanium Pot Lifter21.58 g
点火器具SOTO スライドガストーチ ST-48051.78 g
ストーブRSR Stove 2nd32.37 g
五徳RSR Stove 用折り畳み式ゴトク45.78 g
消火フタRSR Stove 用消火蓋7.76 g
火力調整リングRSR Stove 用火力調整リング4.75 g
風防RSR Stove 用チタン簡易風防8.66 g
燃料ボトル 1RSR Stove 用燃料ボトル 100 ml13.68 g
燃料ボトル 2RSR Stove 用燃料ボトル 100 ml13.68 g
燃料アルコ K2 (240 ml)190 g
合計568 g

アルコ K2 (メタノール 95%,エタノール 5%) の必要量は 240 ml ってとこでしょう。ランニングコストは 144 円です。ボトルは 2 本に満タンに入れると 240 mlです。

EtaPower MF 一式の重量
品目製品名重量
EtaPower Pot 1.0 L 本体とフタ178.29 g
鍋つかみVargo Titanium Pot Lifter21.58 g
点火器具Vargo Titanium Flint Lighter9.11 g
ストーブEtaPower MF (本体, 鍋敷き)278.56 g
風防EtaPower MF 純正品111.4 g
OD 缶IWATANI PRIMUS IP-110100.32 g
燃料東邦金属 ゴールド110 g
合計809 g

必要燃料量は 90 g。ランニングコストは 55 円。OD 缶は IP-110 が 1 つあれば十分。

SOTO ウインドマスター SOD-310B 一式の重量
品目製品名重量
EtaPower Pot 1.0 L 本体とフタ178.29 g
鍋つかみVargo Titanium Pot Lifter21.58 g
点火器具Vargo Titanium Flint Lighter9.11 g
ストーブSOTO ウインドマスター SOD-310B60.23 g
五徳SOTO ウインドマスター SOD-46026.23 g
OD 缶の脚EPI カートリッジスタビライザー II39.52 g
OD 缶IWATANI PRIMUS IP-250T151.49 g
燃料東邦金属 ゴールド225 g
合計712 g

必要燃料量は 112 g。ランニングコストは 69 円。カートリッジは IP-250T が 1 つあれば間に合います。

重量まとめでは条件を SOD-310 に不利なようにしてみました。600 ml のお湯を沸かす回数が 10 回までなら軽量さ,沸騰までの時間は SOTO ウインドマスター SOD-310 が優秀ですが,それより多く湧かす場合にはアルコールストーブの軽量さが際立ってきます。アルコールストーブは沸騰までの時間はかかりますが 600 ml までなら十分許容範囲と言えるのではないでしょうか。個人的には 6 分を超えると「ちょっと遅いな……」と感じ始めますが,6 分以内ならばそれで十分です。1,000 ml 以上の湯が必要な場合にはアルコールストーブの遅さがストレスになるでしょう。大きい鍋を用いる多人数,大容量調理では EtaPower MF の独壇場でしょう。

ストーブ性能比較まとめ
RSR Stove 2ndEtaPower MF
(ガス時)
SOD-310
軽量性×
可搬性×
熱効率×
火力×
火力調整
小鍋~大鍋対応
耐風性

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