第 2 作目のせっけんの使用感 (オリ 74.4%、ココ 15.4%、パーム 10.2%、鹸化率 90%)
一番恐れていた分離ですが全く発生してません。綺麗に溶けてます。誰ですか、液体せっけんは分離しやすいと言っていたのは。
今回の液体せっけんの鹸化率は想定鹸化価の元では 90% です。仮に今回のオイルの実際鹸化価が下限に近かったとしても鹸化率は 92% ですよ。何だか量が少ないと失敗するというのも信憑性がないような気がしてきました。油脂の量を大幅に減らした場合にどのような弊害が発生するかについて次回の記事で検証してみます。
さて、今回の液体せっけんの使用感。今回はピュア・オリーブ油 74.4%、ココナッツ油 15.4%、パーム油 10.2%、鹸化率 90% の液体せっけんです。結論からいうと使用感は大幅に向上しました。スポンジでは泡立ちはそれほどでもないのですが、泡工房を使うといわゆる「リッチでクリーミー」な泡が立ちます。ダブの CM などでおなじみのあの泡ですね。泡工房はどこを探しても定価販売のお店しかないのでアマゾンなど送料無料のところで買うと良いでしょう。
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それからこれで髪を洗ってもほとんどきしみません。さらに肌のつっぱりもありません。以前、アルカリ性だからつっぱるんじゃないかと書きましたが、pH とつっぱりは関係なかったようですね。ただアレッポと比べると潤いはやや劣ります。洗い上がりは良いのですが潤いが長続きしません。次回はもう少し鹸化率を下げる必要がありそうです。とはいえ、前回と比べると潤いも泡立ちも向上してますので前回のように食器洗い用洗剤行きにする必要はなさそうです。むしろ、シャンプーや夏用のせっけんとしてはこれぐらいの鹸化率がちょうどいいかも。
追記完成した液体せっけんにオリーブオイルを少々加えてみたところ驚くほど潤いの持ちが良くなりました。泡立ちもほとんどかわりません。シャンプー用としてはいまいちかもしれませんが冬のボディーソープとしては申し分ありません。ほとんどの点においてアレッポを超えましたね。
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