ナメサメカリンチョ

温暖化の影響かどうかしりませんが、最近、にわかに虫が大量発生しています。

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主に小バエと蚊です。森へ帰ろうと呼びかけても退散しない虫は殺すしかありません。

しかし、従来の殺虫方法には様々な問題がありました。まず、殺虫剤での殺虫は安全性に疑問が残ります。パンの上を歩く小バエに殺虫剤を噴霧する人はいないでしょう。また、殺虫剤の効き目は本当に弱いのですぐには虫は死にません。

そこで以前書いた記事『蚊の殺し方を科学する』ではひっぱたく方法をご紹介しましたが、これには様々な問題が見つかりました。まず、留まっている蚊には技術的に適用しづらい。それから、直接虫に触れるため清潔ではない。そして、最大の欠陥が肩の故障です。全力で腕を振り抜く必要があるため肩に異常な負担がかかり、肩を痛めてしまいます。おかげで私の右肩は現在使い物になりません。

素早く、安全、清潔に殺虫する方法はないものでしょうか。数ヶ月にわたる私の研究によって素晴らしい方法が開発されました。

アルコール噴霧です。虫めがけてアルコールを噴霧するだけ。実に簡単です。

留まっている虫にプシュッと一吹きすると、奴らは羽がぬれて飛べなくなります。すかさず、もう一吹きします。ここで全身がアルコールで浸れば OK です。たった二吹きで良いのです。二吹きをくらった虫たちはもの凄い勢いで歩き出すかもしれないが安心してください。急性アルコール中毒で 10 秒以内に死にます。

飛んでいる虫にも同様です。まず一吹き。それで地面に落ちるのでもう一吹き。アルコールはキッチンの消毒にも使われるくらいなのでとても安全です。食品に直接噴霧しても全く問題ありません。また、すぐに蒸発して後に残らないのも嬉しい。

アルコールは薬局で売っている 99% エタノールでも酒屋で売っている純度の高いウォッカでも構いません。100 円ショップで売っているスプレー容器に入れればもう即戦力です。アルコールスプレーは手の消毒にも使えるし、ちょっとした溶剤代わりにも使えます。便利なアルコールスプレーをぜひ試してください。

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