Surly Pacer 2012
社名 | Surly (アメリカ) |
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パーツ名 | Pacer |
素材 | 4130 クロモリ鋼 前三角はダブルバテッド ティグ溶接 |
セット内容 | フレーム本体、フォーク、 シートクランプ、ケーブルガイドのみ |
フォーク | ネジなし、オフセットは 50.0 mm |
色 | Sparkleboogie Blue (2012 model) |
リアエンド幅 | 130 mm |
適合ヘッドセット | EC34/28.6 | EC34/30 |
フロントディレイラー クランプ径 | 28.6 mm |
ボトムブラケット | BSA |
シートポスト径 | 27.2 mm |
シートポスト クランプ径 | 30.0 mm |
実測重量 | 46 cm で 1,984 g フォークは 984 g |
送料込み 購入価格 | JensonUSA で消費税込みで 45,000 円くらい |
サイズ | 460 | 500 | 520 | 540 | 560 |
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シートチューブ長 (センター - トップ) | 460 | 500 | 520 | 540 | 560 |
トップチューブ長 (センター - センター) | 504.2 | 522.9 | 540.0 | 555.0 | 565.0 |
有効トップチューブ長 (センター - センター) | 514.3 | 526.4 | 540.0 | 555.0 | 565.0 |
ヘッドチューブ角 | 71.5 | 72.0 | 72.5 | 73.0 | |
シートチューブ角 | 75.5 | 74.5 | 74.0 | 73.5 | 73.0 |
ボトムブラケット落差 | 72.0 | ||||
チェーンステー長 | 410.0 | 415.0 | |||
ホイールベース | 982.9 | 985.6 | 987.2 | 992.8 | 998.8 |
スタンドオーバーハイト | 744.9 | 764.4 | 775.9 | 793.7 | 811.5 |
ヘッドチューブ長 | 99.0 | 99.0 | 104.0 | 119.0 | 136.0 |
フォーク長 | 376.0 | ||||
フォークオフセット (Rake) | 50.0 | 45.0 |
[Surly] Pacer 2012 年モデルの写真はあまりないようだったのでここでたくさん公開します。透明のようでくすんでいて、くすんでいるようで光り輝いていて、とても雰囲気があります。キャンディカラーと言うんでしょうか。珍しい色です。2011 年モデル (緑色) に妥協しなくて良かったです。
ダブルレバーのレバー台座を指で押さえている写真がこのフレームの輝きを表現できていると思います。ちょっとラメになっている感じと言えば分かるでしょうか。決してラメにはなっていないのですが、奥底がきらめいています。
このレバー台座のところの塗装が面白いですね。レバー台座にチューブがかぶせてあるのですが、そのチューブの上からチューブごと塗装をかけてしまってます。チューブを引っこ抜くと塗装がペラペラとはがれてちょっと怖いです。もちろんはがれるのはレバー台座のところだけですが、慎重にやった方がいいでしょう。
なお、[Surly] Pacer のロゴは塗装の上から貼られたシールです。シールの上にはクリア塗装が施されていないので、簡単にはがすことができます。指で剥がすのは難しいのですが、ガムテープを貼り付けて剥がすという作業を何度か繰り返すと除去できます。
[Surly] Pacer の特徴を一言で表現するなら「(安価な) 最新のクロモリ」です。正確に言うなら「クロモリでありながら現在のロードバイクの標準規格に準拠しているフレーム」です。20 世紀に生産されたクロモリフレームと違って、[Surly] Pacer はフォークはオーバーサイズ (1 1/8 インチ) のスレッドレス、よってステムは当然オーバーサイズ (1 1/8 インチ)、フロントディレイラーもオーバーサイズ (1 1/8 インチ) のバンド式、BB は BSA (68 mm)、シートポストは 27.2 mm です。シートクランプ径だけが 30.0 mm と異端サイズですが、シートクランプはフレームに付属してくるので問題ありません (デフォルトでは銀色のシートクランプが付いてきたので黒色のシートクランプを追加購入しています)。
ちなみに「(高価な) 最新のクロモリ」といえば [ミヤタ] Elevation Extreme でしょう。フレーム単体重量ならびにホイール等のスペックはまだ公表されていませんが、スーパーレコード搭載で 6,540 g だそうですので、フレームとフォークはともに [Surly] Pacer の半分くらいの重量だと思われます。完成品で買うと 99 万ですが、フレーム単体なら 269,000 円ですので案外手頃なのではないでしょうか。受注は 3 月 21 日から開始ですが、納品は 4 ヶ月後だそうですので 7 月末か 8 月頭ぐらいにお目見えです。
追記
[ミヤタ] Elevation Extreme のフレームセットのデータが公開されていました。[Surly] Pacer の半分とまではいかないようです。フレーム重量は 460 サイズ (トップチューブ長 525) で 1.54 kg, 520 サイズ (トップチューブ長 560) で 1.63 kg, フォーク重量は全サイズ共通で 400 g だそうです。
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コメント
フロントディレイラーのバンドと干渉するため、シートチューブ部分はボトルケージが取り付けられませんでした。座金をかますか、別の形状のボトルケージにすれば付くとは思いますが。
ディレイラーの調整はとても勉強になりますよね。いざというときにも対処できる能力が付くのは嬉しいですね。
写真は、自転車全景とヘッドセット周辺取り付けで使用した工具です。ペダルには、これ以外にハーフクリップを付けます。また工具一式は上からスターファングルナット取り付け用のM6XL280のスタッドボルト、ヘッドセット取り付け用の塩ビ管(内径30X40)を噛ましたヘッドセットプレス、クラウンレース取り付け用の内径30XL300の塩ビ管、フォークコラムカット用の金ノコとヤスリです。namisaさんの本ページには随分教えられることが多かったので、出来る範囲ですが情報提供させてください。かえってお手数をおかけしてすみません。よろしくお願いします。(写真をお送りしたいのですが、メールアドレスnamisaとiの間の記号が分かりません。私のメルアドにダミーメールを頂けますでしょうか)
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