自作自転車のサイズ
以前ご紹介しました がロードバイク (自転車) を自作しました。そのサイズについて。
日本のママチャリはサイズというと、車輪のサイズぐらいしか表記されてませんが、ロードバイクにとってはサイズは非常に重要な要素です。適切なサイズの運動靴でないとランニングできないのと同様にロードバイクも適切なサイズである必要があります。
Wrench Science
Wrench Science では体のサイズを元に適切なロードバイクを教えてくれます。まずは、このサイトの 会員登録 をしましょう。
Wrench Science 会員登録
名前、性別、年齢、メールアドレス、パスワードを入力します。メールアドレスは架空のものを入力しても先に進めてしまいます。実在のメールアドレスを使用する場合には [Check here to subscribe to the Wrench Science email newletter.] のチェックを外さないと広告メールが来るようになります。
体を測定する
会員登録が完了したら、Sizing System に進み、表示される絵を参考に体の各部位を測定しましょう。一人では計れませんのでパートナーに測定してもらってください。
サイズ一例
- 身長 (Height): 165.00 cm
- 地面から鎖骨先端までの長さ (Sternum Notch): 134.00 cm
- 股下 (Inseam Length): 74.00 cm
- 腕の長さ (Arm Length): 58.00 cm
- 肩幅 (Shoulder Width): 40.00 cm
- 柔軟性 (Flexiblity): 10
- 体重 (Weight): 54.00 kilo
- 靴のサイズ (Foot Size): 6.60 USMens
柔軟性については立位体前屈 (立って膝を曲げずに前屈) でどこまで指が達するかです。膝までなら 0、スネの真ん中なら 3、足の甲までで 5、地面に触れたら 6、握った拳で地面に触れたら 7、指全体がついたら 8、手のひらが地面に付いたら 10 でしょう。7 と 8 はほぼ同義だと思うのですが良く分かりません。
推奨サイズ一例
- Frame Size center-to-center: 48 cm
- Frame Size center-to-top: 50 cm
- Overall Reach: 63.00 cm
- Saddle Height: 65.34 cm
- Handlebar Width: 40 cm
サイズ説明
- Frame Size center-to-center: フレームのシートチューブ長 CC (BB からトップチューブまで)
- Frame Size center-to-top: フレームのシートチューブ長 CT (BB からシートチューブ上端まで)
- Overall Reach: フレームのトップチューブ長 (水平換算) + ステムの長さ
- Saddle Height: サドルの高さ
- Handlebar Width: ハンドルバーの幅
フレームの選び方
今回はロードバイク作りですから見るべきは WS Recommended Road Sizes です。個人的な見解ですが、小さめのフレームに長めのシートポスト、長めのステムが付いている方がカッコイイです。そのため、トップチューブ長 (水平換算) は Overall Reach マイナス 12 cm くらい、シートチューブ長はマイナス 2 センチくらいがいいんじゃないでしょうか。しかし、乗ってみるのが一番。サイクルモードなどのイベントでロードバイクに試乗するのが確実です。
ハンドルの選び方
Wrench Science には出てきませんがハンドルバーにはリーチという概念もあります。これは手のひらのサイズに応じて変えるべきものですが、これも実際に握ってみるのが一番です。近所の自転車屋で触ってみましょう。また幅も握って選んだ方が確実です。
ステムの選び方
12 cm を中心にいくつかあると便利ですが買いすぎても無駄です。フレームが届いてから バイオレーサーステム を一つずつ買ってみて試してみましょう。
バイオレーサー
客観的で正確な測定をしたい場合にはワイズロードの測定サービス、バイオレーサー を利用するのも有効な手段です。1,000 円~。有料サービスですので、測定後に同店でロードバイクを購入することを強要されることはありません。ロードバイクをまだ所有していなくても利用できますが、検討中のフレームの寸法データは持って行きましょう。
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