ナメサメカリンチョ

先日、東急ハンズをブラついていたところ黒くてかっこいい時計を見つけました。ルミノックスの F-117 ナイトホーク・エヴォリューション ブラックアウト (Luminox F-117 Nighthawk Evolution Blackout) という時計です。

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Luminox の時計の特徴は自己発光です。通常の夜光時計は蓄光タイプなのであらかじめ強力な光源下に置かないと十分には光りません。しかし、Luminox の時計にはトリチウム (水素の放射性同位体) ガスが封入されており、トリチウムから放射されるベータ線が蛍光物質を光らせるため、昼夜を問わず発光し続けるのだそうです。「スーパードクター K」という漫画で、腕時計に仕込まれたコバルトか何かの放射性同位体で手首が癌化してしまうという話がありましたが、トリチウムの放射エネルギーは非常に弱く、腕時計の外装を透過することすらできないので被曝を心配する必要はないようです。仮に封入されたトリチウム全量が漏れたとしても無視できるほどの被曝量だと思われます。

正規代理店経由品は約 10 万円です。並行輸入品はそのおよそ半額ですが正規代理店でのサポートが受けられません。

ボタンを操作しなくても常に発光するのは魅力ですが、電波時計ではないのが残念です。クォーツなら電波時計であって欲しいと思うのが人情というものです。そこで、他にも黒い腕時計がないか探してみました。

黒い電波時計はというとカシオのオシアナス T600TDB (CASIO OCEANUS OCW-T600TDB-1AJF) があります。ソーラー機能もついていますので電池を気にする必要もなく楽です。実売約 7 万円。

ただ、真っ黒ではありません。

真っ黒い電波時計はというとシチズンのアテッサ 533083 (CITIZEN ATTESA ATD53-3083)。実売約 10 万円。しかし、これはシチズンの創立 80 周年記念モデル。6 月 26 日発売なのですが 800 本限定なのでどこのサイトを見ても予約の段階で完売していてもはや手に入りません。

でも、夜光どころかバックライトもありませんので視認性はとても悪そうです。どれも一長一短ですね。

全てを満たした時計はないものかと色々探していたところ、Sofmap では CITIZEN の同製品がまだ「予約受付中」と表示されていました。発売日は過ぎてるのに予約受付中とはこれいかに。「あ～、まだサイト更新してないんだ。アホだね～、とっくに在庫切れだろうに。」と思って冷やかしで「予約」してみました。

日曜日に注文を出したので、「月曜日に『すみません、売り切れです』とメールが来るだろうな～。オレも性格悪いな～。」と思っていたら何と今日商品が届きました (笑) よい子は真似しないでください (笑)

ちなみに、先ほどソフマップのサイトを確認したところ商品ページごと消えていました。本当に売り切れたようです。

届いた商品を装着してみるとやはり視認性が悪いです。しかも、真っ黒という感じではなく、全体にトーンが薄い感じです。上の写真を比べるとよく分かると思います。オシアナスの方が良かったかもしれません。

追記
アマゾンで在庫が復活していました！

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