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花粉症治療 2

2006 年 8 月 12 日 土曜日

花粉症には対照療法しかないと思っていたので今までは病院には行っていませんでした。しかし、実は花粉症にも根治療法がありました。

今年初めて知ったのですが減感作療法 (げんかんさりょうほうというものです。

減感作療法では定期的にスギ花粉製剤を静脈注射することで、体を花粉に慣らしていきます。少ない濃度から始めてだんだん濃くしていきます。ある一定の濃さに達するまでは毎週注射しなくてはなりません。ある一定の濃さに達したら月一度になります。期間は約 1 年半。

だいたい 7 割の人は完治するそうです。

すごいと思いませんか?「7 割完治」ですよ。

しかし、治療の前段階が少々めんどくさいようです。

①まず減感作療法をやっている病院がほとんどありません。多分日本で 50 施設以下。

②減感作療法をやっているところでも自分から言い出さない限りやってくれません。

そしてようやく減感作療法をやると決めても治療開始まではまだあります。

③採血をしてどのアレルゲンに反応するかをチェックする。

④次に閾値検査をする。

⑤そしてようやく治療が始まるわけだけど治療は花粉の季節ではいけない。

まず、①ですね。これは幸い御茶ノ水でやってたのでラッキーでした。日本大学病院です。

次に②。今年の 2 月か 3 月に行ってきたんすが何も言わないと減感作療法という選択肢すら提示されないことに憤りすら覚えました。ちゃんと言ってくださいよ。そしてムダなクスリをやたら処方したがります。要らないと言ったのに強引に高い薬処方されましたよ。高くて治らない薬。使ってないので欲しい人はあげます。って要らないですよね。

で③。イネとか色々チェックされたんですが、陽性だったのはスギ花粉とヒノキ花粉。そしてハウスダストが疑陽性。疑陽性ってのは陽性と陰性の間だそうです、よく分かりません。ヒノキの減感作療法はまだできないらしくスギ花粉とハウスダストをやることにしました。

んで④は昨日やってきました。ここまで長い道のりでしたね。また書きます。次回はグロ画像をアップするので気をつけてください。注射が恐い方は見ないほうがいいでしょう。


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