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花粉症治療 1

2006 年 8 月 11 日 金曜日

私は花粉症に限らず薬が好きではありません。風邪をひいても絶対に薬は飲みません。風邪薬を飲んでも風邪は治らないからです。

診療には 2 種類あります。対照療法と根治療法です。

対照療法は病気の症状を抑えるだけで原因を取り除くことはしません。感冒患者に風邪薬を処方する場合がこれです。アスピリン等のいわゆる風邪薬により、治りが遅まったという統計はあっても治りが早まったという統計はありません。アスピリンは昔からの慣習で処方しているに過ぎないようです。

だから私は対照療法薬は絶対飲みません。飲みたくありません (よほど熱が高くて解熱しないと危険という場合は別ですが)。 風邪をひいてもクスリは飲みません。根治もしないのにいたずらに副作用リスクを増すのはごめんです。どんな薬にも副作用はあります。副作用のない薬は薬とは言いません。漢方薬にも副作用はあります。小心者なので自分にだけ強い副作用が起きないかと恐いのです。

一方、根治療法では病気の原因を取り除き病気を治します。胃潰瘍の治療でピロリ菌を殺菌する場合がこれにあたります。原因がなくなるので根治が期待できます。


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