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ロードバイクに入門

2011 年 4 月 18 日 月曜日

約一年前に購入した折り畳み自転車 ですが、色々と粗悪すぎてストレスがたまってしまい、半年ほどで知人に 5 千円で売却してしまいました。スプロケットの取付がゆがんでいたのが致命的でした。いくらディレイラーを調整しても変速がおかしかった (知人には説明済み) のです。安物買いの銭失いですね。

今後はママチャリ (プリマベーラ L) を都内で使うことにします。そうなると自宅から駅へ (約 10 km) の交通手段に困ってしまいます。そこで、新たに自転車を購入することにしました。さて、じゃあ何を買うか。

自転車で時速 30 km 以上出すと空気抵抗が相当に大きくなってきます。空気抵抗を抑えるためには風をくぐるように前傾姿勢をとる必要があります (前方投影面積を小さくするため) が、ママチャリではそれにも限界があります。そうなると、やはりドロップハンドル。ママチャリにドロップハンドルをつけるわけにはいかないのでロードバイク。レースで使われる自転車です。

予算 20 万くらいだとどんなのがあるのかなーと調べていたら、アンカーの RA6 が良さそうです。色を自分で決められるのがいいですね。でも、よくよく調べてみると同価格帯ならもっと軽いのがあるんですよね。キャノンデールの CAAD10 5 105 とか。でも、キャノンデールはボトムブラケットの規格に批判的な意見が多くて二の足を踏んでしまいます。全ての欲求を満たしてくれる物はなかなか存在しません (この時は海外から自転車を輸入するという考えはありませんでした)。

「それなら自分で組めばいいんじゃないか? 本当に欲しい物は自分で作るしかない。」と思ってしまったのが運のツキです。知識がないのでどうやってパーツを選んだらいいのか分かりません。じゃあ、調べましょう。ということで、自転車を自作するにあたって必要な知識 をまとめてみました。ついでに、パーツ選びを助けてくれるツール を作ってみました。

パソコンの BTO メニューのようにパーツを選ぶと価格と重量が自動的に計算されるというツールです。私もやってみましたが、これは面白い。当初はカンパニョーロのアテネを中心としたパーツで 25 万くらいで組もうかと思ったのですが、駅の駐輪場に半日置いてけぼりにする自転車なので盗難が怖いところ。8,494 g (ペダルなし) で 112,281.4 円 (2010 年 12 月現在) のプランに落ち着きました。自分で言うのも何ですが本当に面白いツールです。自転車マニア達が泣いて喜ぶはず。

本当はこのツールは 12 月中には完成していたのですが、まだ自転車作りが開始していないので二の足を踏んでいました。しかし、4 月になってもまだ全ての部品を発注していないし、このままだといつになるか分かりません。そこで、暫定版ではありますが公開 してしまいます。組立は 6 月に実施する予定ですのでその頃にまた加筆修正をする予定です。

これらの作業は 2010 年の 11 月くらいから始めたので、ちょっと古いデータがあるかもしれません。ご容赦ください。調べ物をしたり、このツールを作ったりで、現在までに 400 時間ほどかかってます。


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