自作自転車のシートポスト
自作ロードバイク (自転車) のパーツ紹介。シートポスト。
ピラーとも呼びます。安い製品は重く、高い製品は軽い。それと素材により振動吸収性が変わってきます。私は通勤用に使いますので重くて安いアルミの製品です。
実は結構重たいシートポスト。フレーム、ホイール、コンポーネント、フォークの軽量化は削り代 (削減可能量) も大きいですが値もはります。一方、シートポストやクイックの軽量化はそれほどお金がかからないのでお勧めです。重いシートポストを使用しているなら簡単に 100 g 近く軽量化できます。
社名 | Ritchey (アメリカ) |
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パーツ名 | Comp V2 Seat Post |
素材 | Aluminium 6061 |
直径 | 31.6 mm |
長さ | 300 mm |
オフセット | 25 mm |
公称重量 | なし |
実測重量 | 263.37 g |
送料込み購入価格 | Bike24 (ドイツ) で 22.6 ユーロ (2,300 円) くらい (入手先一覧と製品サイト) |
新たに下記のシートポストを買いました。
社名 | KCNC (台湾) |
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パーツ名 | Ti Pro Lite |
素材 | スカンジウムダブルバテッドチューブ (アルミ合金) とチタニウムボルト |
直径 | 31.6 mm |
長さ | 350 mm |
オフセット | 0 mm |
公称重量 | 165 g |
実測重量 | 154.68 g (カット前) |
使用ネジ | 低頭小頭六角穴付きボルト M6 x 47 mm x 1 本, 同 M6 x 37 mm x 1 本 |
送料込み購入価格 | 7,000 円 くらい (入手先一覧と製品サイト) |
上に記していませんが,その後,二千円程度で中華カーボンシートポストを購入し使用しておりましたが,これがまったく振動吸収効果が感じられませんでした。私の場合は,足が短いせいで突き出し長を長くすることができず,シートポストが振動を殺せないのだと思います。そこで新たに下記のシートポストを買いました。これに [USE] のプラスチックシムをかませます。カーボン繊維樹脂の振動吸収性はカーボン繊維ではなく樹脂部分が担っているのではないか,それならば樹脂のシムをかませれば振動吸収性が高まるはずだと考えたからです。実際にハンドルはカーボンハンドルシムをかませることにより振動吸収性が高まっています。
社名 | CANYON (ドイツ) |
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パーツ名 | VCLS 2.0 |
素材 | カーボン繊維樹脂 |
直径 | 27.2 mm |
長さ | 330 mm |
オフセット | 10 mm ~ -2 mm |
公称重量 | 220 g |
実測重量 | 230.79 g (カット前) |
送料込み購入価格 | 中古で 16,000 円 くらい |
社名 | USE (イギリス) |
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パーツ名 | 27.2mm I/D Shims, SX 31.6 mm SHIM (Thermo-Plastic) |
素材 | 熱可塑性エンジニアプラスチック (UPVC) |
内径 | 27.2 mm |
外径 | 31.6 mm |
長さ | 実測 10.65 mm (うち約 8 mm はフレーム外部に露出する) |
公称重量 | 220 g |
実測重量 | 25.39 g |
実際に振動吸収性は大幅に高まりました。これがシムのおかげかシートポストのおかげなのかは分かりません。なお,[CANYON] VCLS POST 2.0 は角度目盛りがついています。私の自転車の場合 [SQlab] 611 active JAPAN (12 cm) には - 1.5°,[selle ITALIA] Lady Small Gel Flow には - 3° が丁度良かったです。
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