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高校生と思いっきり衝突

2009 年 10 月 1 日 木曜日

自転車に乗った高校生と思いっきり正面衝突しちゃいました。

ようやく、自転車にも乗れるぐらいに足が回復してきたんですが、早々にまた事故ってしまいました。前回 は単独事故というかチェーンが外れただけなんですが、今度は正面衝突です。下の図を見てください。黒が私。プリマベーラ L というハイギアードなイタリアのママチャリです。赤が高校生。よくある中国製っぽいママチャリでした。

写真: 事故の見取り図 黒が私 赤が高校生

私が道を直進していたら左方から自転車が突っ込んできた感じです。視認した瞬間、ぶつかる可能性が極めて高いと思いました。「なぜこれほどまでに視認が遅れたのか」と自責しながら減速を開始します。私は左側通行、高校生は右側通行です。私の速度はたしか 30 km/h 弱、もしかしたら 30 km/h を超えてたかもしれませんが 31 km/h は出してません。相手はおそらく 20 km/h 強。「逆走だからか。しかも無灯火かよ。過失割合は 10:0 になるのかな」などと考えながら心拍の急騰を感じます。ただ、即座に制動を開始しましたし私の自転車のブレーキは V ブレーキなので間に合うかなと少し思ったのですが、高校生がほとんど減速しません。せいぜい 2 万円くらいの安物でしょうからブレーキの性能も著しく悪かったのでしょう。あと、反射神経の問題もあるのかもしれません。

みるみるうちに接近し、距離と速度関係からいって衝突が確実な状況に追い込まれました。焦ってさらに強く前ブレーキをかけたところ、後輪が浮きあがってしまいました。ジャックナイフ状態です。前輪を中心として自転車が縦回転 (フリップ) を始め、私の頭がどんどん高校生に近づいていき、遂に私の右ほお骨と高校生の頭 (頭頂と右側頭の間くらいだったと思う) が衝突しました。

確か、道路に思い切り倒れこんだと思います。一瞬の脳しんとうの後、すぐに起き上がり自転車まで戻ります。なぜか「あれ、もしかしてこいつも左側通行だったかな」と思えてきました。「左側通行対左側通行だったとしてもこっちが優先道路だから……」だんだん頭が脳しんとうから回復してくると「いや、相手は確実に右側を走っていた」と思い出せるようになりました。だいたい、高校生が左側を走っていたらもう少し早く視認できていたので回避行動もとれたはずです。

「すいません、大丈夫ですか!」の声に気がついて体をチェックすると外傷はなさそうです。「あぁ、けがはないっぽい……」とつぶやきながら出血もないことを確認します。相手の車両の位置からも相手が間違いなく逆走していたことを確認してから「道路の右側を走るのは犯罪だからこれからは左側を走ってね」と優しく話しかけました。「え、そうなんですか! 知りませんでした。すいません!」高校生は素直に謝ってくれました。「『すいません』、じゃなくて『すみません』だろーが」と思いつつも特に警察を呼ぶ必要もないと思い「知らない人が多いんだけどね、犯罪だよ。……路側帯や歩道では右側を走ってもいいんだけどね」自転車にまたがってそう語りました。特に高校生も怪我はなさそうです。「あ、許可された歩道だけだよ、走ってもいいのは」と言いつつ暗黙の別れの雰囲気を感じながらその場を離れました。

今、帰宅して体を確かめたところほお骨のあたりは腫れなさそうです。殴られたりするとかなり腫れるので、それに比べると衝撃はかなり小さかったのでしょう。駅のそばでまだスピードがのっていないところだったおかげで助かりました、頭痛はちょっとありますけど。衝突時にはかなり減速されていたものと思われます。あと右膝がなぜか赤くなってます。ぶつけた記憶はないのですが。

ただ、やはり事故を起こすと冷静な判断というのができませんね。お互いに怪我がないことを確かめて、「本来は警察を呼ぶべきなんだけど、お互いの自転車は壊れてなさそうだし、怪我もなさそうだから不問にしよう」と明確に確認すべきだったと反省しています。連絡先も伝えるべきでしたね。けんか腰ではなく優しくさとすように話せたのは良かったと思います。

逆走に関する規定が道路交通法の何条であるかについてはさすがに暗記してないので後日調べて追記します。


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