ナメサメカリンチョ

完全に自転車のフレームですからしょぼいというのも当然です。むしろ、フレームがしょぼいというのは FK310 にとっては褒め言葉なのではないでしょうか。

しかし、リジッドフォークというのはいかがなものでしょう。サスペンションを採用すれば乗り心地は良くなるだろうし、何より V ブレーキが使えるようになります。しかし、これが一番大変でした。まず、規格が全く分かりません。私は全くの素人です。

方々を調べたところ、FK310 は 1 インチねじ切りというタイプだということが分かりました。そこで、また壁にぶつかりました。自転車用サスペンションを作っている会社のサイトをあらかたみましたが 1 インチねじ切りのサスペンションは全く見つかりませんでした。諦めかけたところで、ワラにもすがる思いで 2ch で相談してみました。

すると、何と RST が 1 インチねじ切りタイプを作っているということが分かりました！ しかし、また壁が。都内の有名自転車店をたくさん回りましたが RST を扱っているお店がありません。

また、2ch に頼りました。ここはすごいところです。コテハンの方に池袋の西武の中の自転車屋にあるということを教えてもらいました。

すぐさまその自転車屋に行きました。RST のサスペンションは取り寄せできるとのことでした！ 某コテハン氏に感謝します！ 早速、注文しました。数日後、商品が届いたので FK310 を預け取付を頼みました。翌日、電話があり、「検討したところ、これは自転車ではなく原付なので我々は取付はできない。取付自体はできるが責任がとれないので無理だ」とのこと。

仕方ないから、サスペンションだけ購入して近所の自転車屋に取付を頼むことにしました。近所の自転車屋に行くと、快く了承してもらったので、その日の内に FK310 を預けました。するとすぐに電話があり、工具がないから無理とのことでした。全く壁だらけです。全然うまくいきません。取付は完全に無理なのでしょうか。

諦めムードで家からちょっと離れた (といっても池袋よりははるかに近い) 自転車屋オシガモに行きました。その時、訪れるまで気がつきませんでしたが、そこはスポーツサイクルも扱う本格的な自転車屋でした。ここならやってくれそうです。案の定、快く了承してくれました。FK310 を預けお願いしたところ、またすぐに電話がありました。嫌な予感がします。 「このサスペンション、27 インチ用じゃない？ これにはつかないよ。」

始めからやり直しです。一体全体どうなっているのでしょうか。始めの店に対して怒りがフツフツと沸いてきました。すぐに冷めました。私は熱しやすく冷めやすいタチなのです。

翌日、池袋に返品に行きましたが、新たに注文はしませんでした。何とオシガモでは RST 製品も取り寄せができるというのです。始めからここに来れば良かったのです。

RST GILA PRO 13,650 円
取付工賃 4,725 円
合計 18,375 円でした。

1. FK310 購入
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6. ②外装がしょぼい サドル編
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