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円安でタンパク質が高騰

2007 年 3 月 14 日 水曜日

結論: タンパク質は個人輸入すべきです。

タンパク質を個人輸入する上で必要なのはクレジットカードとネット環境だけです。いきなり個人輸入するのは不安かもしれませんが何でも挑戦してみることです。意外と簡単ですし配送も早いですよ。何と注文してからたったの1週間ほどで到着します。日本が鎖国をやめてくれていて本当に良かった。

諸外国では住所を逆から書きます。日本なら下記のように書きますが、

270-0000
千葉県松戸市松戸 1-2-3
山田太郎

諸外国では下記のように書きます。

Taro Yamada
2-3, Matsudo 1-chome, Matsudo-shi,
CHIBA 270-0000 Japan

とは言ってもあくまでも配送するのは日本人なので下記のように書いても届きます。

Yamada Taro
Matsudo 1-2-3 Matsudo-shi
CHIBA 270-0000 Japan

英語が分からなくてもとにかく逆さまにすると覚えておけば何とかなります。

送料を考慮に入れると多分 vitacost.com が一番安いようです。ここはサプリも豊富に扱ってるので同梱すると送料が浮いてお得です。

それでも不安な場合は個人輸入代行業者を使いましょう。

マッスルエリートは高いから使ったことがありませんが、1protein.com は場合によっては個人輸入より安いのでよく利用しています。サプリを一緒に買ったりしない方やプロテインの銘柄に特にこだわりがない場合はここで買うのが良いでしょう。最近ではサイトデザインが変わり住所の入力も分かりやすくなったようです (一度、登録すれば次回は住所の入力は不要)。

人間に必要な栄養素はたくさんあるがその中でも重要度の高い物がタンパク質です。タンパク質は体そのものを構成する構成素でありながら、体を動かすエネルギー源、熱量素でもあります。また、酵素やホルモンとして生理機能の調節もします。

タンパク質は新陳代謝の根幹を担っており欠乏すると体は深刻なダメージを受けます。まず免疫系がやられ病気になりやすくなります。免疫低下以外にも毛髪の脱落、発ガン、精神異常………等々、タンパク質欠乏症をあげだらキリがありません。

明治から第二次大戦までの長い間、日本人の死因第一位は結核でした。現代では結核の罹患率も減少し死因順位も低くなっています。これは結核ワクチンの発明の恩恵と勘違いされがちです。しかし、結核ワクチンの流通量と結核死亡者数には明確な関連はみられず、むしろ、栄養摂取状況の好転と密接な関係があるそうです。戦前、米中心の日本人はタンパク質が欠乏しがちでしたが、戦後しばらくすると食生活は欧米化しタンパク質の摂取量が増えたのです。タンパク質は肉に多く含まれるので現代では欠乏症はほぼなくなりましたが、それでも食事制限や偏った食生活では不足しがちです。

食生活だけで全ての栄養素を摂ることができないと理解した賢い現代人はビタミンやミネラルのサプリメントを覚えました。それでも、タンパク質を意識して補っている人は依然として少ないでしょう。しかし、タンパク質、脂質、炭水化物を充分に摂取せずにビタミンだけ摂っても無駄です。例えば、ビタミンの機能の一つにタンパク質の代謝がありますが、タンパク質が不足していればビタミンを摂取していてもその恩恵は得られないでしょう。

タンパク質が軽視されているのはタンパク質に対する誤解と無知が一番の要因であると思います。タンパク質に関する真実のいくつかをここで明らかにしようと思います。

  • まず、タンパク質は人間が生存する上で絶対的に必要な栄養素であり摂取を控えてはなりません。
  • 次に、タンパク質を摂ったとしても簡単に筋肉がつき、体重が増えてしまうわけではない。
  • 関連して、タンパク質は高カロリーではありません。サプリとしてタンパク質を 30 g とったとしてもカロリーは 120 kcal です。
  • また、減量にはリバウンドはつきものですが、タンパク質はそれを予防する効果があります。ダイエットの時は必ずタンパク質をサプリメントとして摂取すべきだと思います。
  • それから、タンパク質を全く摂取しないで筋トレすると筋肉は減ります。筋肉をつけるためには筋トレよりもタンパク質が重要です。
  • そして、タンパク質をバラバラにしたものがアミノ酸であり、アミノ酸をくっつけたものがタンパク質です。

近年、アミノ酸がもてはやされていますがタンパク質を分解したものがアミノ酸であるため、タンパク質を充分に摂取していればアミノ酸は完全にまかなえます。あんなアミノ酸食品なんぞ買う必要はありません。タンパク質に比べるとアミノ酸は非常に高価ですのでタンパク質を摂った方が経済的です。

さて、というわけでタンパク質を積極に摂るわけですが、タンパク質を普段の食生活から摂ろうとすると良くないことがあります。脂質を含まずタンパク質のみを含む食品はほとんどないのです。ですから、タンパク質を摂ろうとして肉を多く食べると一緒に脂肪も大量に摂取されてしまうのです。それなら鶏肉にすればいいというのは巧妙な落とし穴です。鶏のササミは確かに脂肪が少ないのですが調理時にほぼ 100% 加脂されます。第一、恒常的に摂るには高価すぎます。

卵白は数少ない無脂肪高タンパク食品です。一時期タンパク質を摂取しようと卵白を大量に消費したことがありますが、あれは失敗でした。卵 1 個分の卵白に含まれるタンパク質はせいぜい 3 ~ 4 グラムくらいなので毎日卵を 1 パック以上消費しなければなりません。

そうすると捨てた卵黄 (卵黄は高脂肪) がすぐに腐りとんでもない腐敗臭を発します。そもそももったいないし、味も良くないです。まずいわけではないですが大量に食べていると猛烈に飽きます。飽きまいとして調理に趣向を凝らすと加脂されてしまい卵白を選んだ意味がなくなってしまいます。

そこで、サプリメントです。サプリのタンパク質なら卵白より安い。可搬性に優れる。保存性が良い。味が良い。といいことずくめです。悪いところが一つもありません。

ところが、店頭には様々なサプリが並び選ぶのに困ってしまいます。スピードタイプ、スタミナタイプ、はたまた野球向けと色々あります。これらは全てメーカーの戦略商品です。特定の筋肉に効くタンパク質なんて物は存在しません。タンパク質のサプリを選ぶ上で最も重要なのはその含有率です。糖分 (炭水化物) が多く含まれているタンパク質がありますが、あれを買うくらいだったら純度の高いタンパク質とお菓子を組み合わせた方がずっと安いし満足度も高いでしょう。

それでは、どのメーカーのタンパク質を選べば良いでしょうか。真っ先に候補から消えるのは国内で販売されているタンパク質です。高すぎです。米国産のタンパク質なら送料を含めても 3 分の 2 ほどで済みます。何と純度 80% 以上のタンパク質を 9 kg 買っても 2 万円でおつりがきます。日本だと 3 万ほどしますね。しかも、米国製のタンパク質は日本製のものよりおいしい。溶けもいいし。

結論: タンパク質は個人輸入すべきです。


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