自作自転車のフロントディレイラーバンド
自作ロードバイク (自転車) のパーツ紹介。フロントディレイラーバンド。
これも紹介し忘れの部品です。必須の部品という訳ではありません。
フロントディレイラーにはバンド式と直付け式があります。フロントディレイラー取付台座のないフレームにはバンド式のフロントディレイラーを使用しますが,台座のあるフレームには直付け式を使用します。バンド式にはシートチューブの太さに応じて 28.6 mm, 31.8 mm 兼用と 34.9 mm 用の 2 種類があります。
28.6 mm, 31.8 mm 用のフロントディレイラーは 34.9 mm のフレームには取り付けることができません。
そこでフロントディレイラーバンドです。フロントディレイラーバンドを使えば台座のないフレームに直付け式のフロントディレイラーを使用することができます。フレーム毎にフロントディレイラーバンドを買うようにすれば,一つの直付け式フロントディレイラーをどのフレームにも使い回すことができるようになります。また,バンド式のフロントディレイラーには フロントディレイラー取付式のチェーンキャッチャー を取り付けることができません。
バンド式ディレイラーを買うのをやめて直付け式ディレイラーとフロントディレイラーバンドを買いましょう。
社名 | BBB (台湾) |
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製品名 | BSP-90 SHIFTFIX |
サイズ | 31.8 mm, 34.9 mm |
公称重量 | 31.8 mm: 18 g |
実測重量 | 34.9 mm: 23.54 g |
送料込み 購入価格 | Wiggle (イギリス) で 5.97 ポンド (750 円) くらい (入手先一覧と製品サイト) |
[BBB] BSP-90 SHIFTFIX は幅が広くフレームへの攻撃性は低そうです。しかし,ディレイラー取り付け箇所が一点のみで,バンドを締め付けた後はディレイラーを上下に移動させることはできません。調整したい場合はバンドごと上下に移動させる必要があります。[TOKEN] TK-180 は幅が狭くフレームへの攻撃性は比較的高そうです。しかし,ディレイラー取り付け箇所が上下に大きいため,バンドを締め付けた後にフロントディレイラーを上下に移動させることができます。また,28.6 mm モデルも揃えているのが特徴です。
社名 | TOKEN (台湾) |
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製品名 | TK180 |
サイズ | 28.6 mm, 31.8 mm, 34.9 mm |
公称重量 | 平均重量 28 g |
実測重量 | 34.9 mm: 30.21 g |
送料込み 購入価格 | サイクルベースあさひ (日本) で 945 円 (入手先一覧と製品サイト) |
フレームへの攻撃性・軽量性・利便性を考えるとどの製品が最も優れているか決定するのは難しいところです。
[ROTOR] CHAIN-CATCHER の旧型は [BBB] BSP-90 SHIFTFIX のようなネジ部が平らなバンドにしか取付できませんが,[ROTOR] CHAIN-CATCHER の新型は [TOKEN] TK180 のようなネジ部が湾曲しているバンドや直付け式のフレームにしか取付できません。そのため,現在では [TOKEN] TK180 を使用しています。
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