(1/3) 携帯メールを卒業して独自ドメインメールへ
この度、携帯電話キャリアのメールアドレスを卒業して独自ドメインのメールアドレスへ移行しました。携帯電話キャリアというのはドコモやソフトバンクなどの通信事業者の総称です。example@docomo.ne.jp から example@example.jp に移行したということです。このような移行をするといくつかいいことがあります。
- 今後、携帯電話のキャリアを変更してもメールアドレス変更通知が必要ない。
- 任意のキーワードで検索をして、目当てのメールを一瞬で探せる。
- メールの分類・タグ付けが自由自在。
- 携帯電話では 1,000 件程度しか受信メールを残せないが、無限に受信メールを残せる。
- 携帯でも PC でもどんな端末でも使えるメールアドレスなので、仕事中に PC で作業してるフリして友達にメールできる。
- 受信専用のメールアドレスを無限に作れるので誰がスパム業者にメールアドレスを漏洩させたのかが分かる。
- 「メールアドレスもファッションだ!」という人には表現の場が増える。
手順は下記の通りです。
1. 独自ドメインの取得
ドメインとは何でしょうか。example@docomo.ne.jp というメールアドレスなら docomo.ne.jp の部分がドメインです。ドメインの中でも末尾の .jp の部分を特にトップ・レベル・ドメイン (TLD) と呼びます。example の部分はローカル部と呼びます。
トップ・レベル・ドメインは完全に自由に決められるわけではありません。300 弱の中から選択することができるだけです。そのほとんどは国ごとに割り当てられたものです。.jp は日本に、.la はラオスに割り当てたられたトップ・レベル・ドメインです。その他のトップレベルドメインは Wikipedia 等を参照してください。
ドメインは早い者勝ちです。取得したいドメインがある場合には急いで取得してください。
ドメインの取得・維持にはお金がかかります。料金はトップレベルドメインによって異なります。.com や .info は年間数百円で維持できます。
ドメインはドメイン管理者と直接取引をして取得することもできますが、代行取得業者を利用して取得するのが一般的です。日本では下記の業者が有名です。
上記の業者はブルンジのドメイン (.bi) に対応していないため、私はブルンジのドメイン管理者 (NIC.BI) と直接交渉してドメインを取得しました。ちなみに、ブルンジは中央アフリカに存在するとても小さな国で、昔はルワンダとくっついていました。2010 年 7 月現在、渡航の是非を検討すべき危険な国に指定されています。
ドメイン管理者から直接ドメインを取得する場合には、ドメイン申請時にネームサーバーのアドレスが聞かれることがありますので、次の記事の「Whois に ZoneEdit のネームサーバーを登録」までを読んでおいてください。
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