折りたたみ自転車購入
折りたたみ自転車を買いました。
私は毎日都内某所に通っています。今までは目的地の最寄り駅を利用していたのですが、これを少し遠くの駅に変更すると乗り換えの回数を 2 回も減らせます。当然、駅から目的地までは少し遠くなります。そこで自転車です。
現在、所有している自転車 (プリマベーラ L というママチャリ) と用途がかぶらない自転車ということで折りたたみ自転車を選択しました。折りたたみと言えば数年前から欲しかったポケット・ロケット (Pocket Rocket)!
しかし、都内の駅前に毎晩駐車するので盗難リスクが非常に高い。また、雨ざらしも避けたい。そこでポケット・ロケットはやめて安物にしました。ダホン (DAHON) の Speed P8 (62,300 円) と迷いましたが、価格を重視して大友商事の Lion YTー206L (19,883 円) を購入。
この自転車の良いところ。
折りたたみ自転車では剛性に不安が残りますが、この Lion YTー206L は安物とはいえダホンのライセンスフレームを採用しており、折りたたみ自転車とは思えない剛性感です。ダホンオリジナルだとアルミフレームなのですが、これはスチールフレームなので、そのせいかもしれません。
それからブレーキが V ブレーキなので効きがいいです。レバーは樹脂製でしょぼいですが、安物なのでここは我慢。
重量は 13.9 kg です。事前調査では 14.5 kg だったのですが、外箱にネットウェイト 13.5 kg とあったので実測してみたところ 13.9 kg でした。うれしい誤算です。ちなみにその辺のママチャリは 18 kg を超えているものがほとんどです。20 kg 以上のものもあります。DAHON の Speed P8 は 12.5 kg です。
泥よけと反射板がついているのですぐにでも公道を走れます。泥よけは、常に土や水が跳ねないように注意して走行できるなら不要です。しかし、晴れの日でも路面が濡れていたら常に徐行をするというのは事実上不可能でしょう。反射板は必須装備ですので、尾灯がない限り省略することはできません。
この自転車の悪いところ
先ほど剛性が高いと書きましたが、それはあくまでもフレームの剛性。ハンドルバーの折りたたみ部分はがたつきがあり少々不安です。DAHON オリジナルならそんなことはないと思います。ハンドルを前方に押し付けながら走ればがたつきません。
それから分かっていたことですが、その辺のママチャリ並にギア比が低いので速度があげられません。ケイデンス 100 rpm では 35 km/h しか出せません。都内の幹線道路だと追い風が強いので 40 km/h 以上出したくなることもありますが今のままのギア比だと少々物足りません。
あとだいたい同じ重さの自転車 (プリマベーラ L) と比べて速度の減衰がはやい気がします。メカが粗悪で走行抵抗が大きいのか、小径車の特性なのかは分かりません。
でも、この内容で 2 万なら 8 千円の中国製粗悪自転車よりもかなりコストパフォーマンスは高いです。
注文の翌日には届きました。すぐに変速機の調整と各部グリスアップ、それから防錆処理を施しました。変速機はディレイラーのセッティングがひどくて驚きました。チェーンが隣のスプロケットに干渉して常にチャラチャラと音が鳴ってしまいます。自転車の知識のない人だったらどうするのでしょうか。これはワイヤー長というかテンションを調整すれば簡単に直ります。
チェーンにはグリスではなくオイルを注した方が潤滑が良いのですが、メンテナンスフリーにしたいのでグリスを注してます。グリスの方がオイルよりも保ちが良いのです。今回のように年中風雨にさらされて、なおかつ、メンテナンスも頻繁にはできないような場合はグリスの方がよいでしょう。
後日談
きちんと防錆処理をしたつもりがフレームの折りたたみ部に錆が出ていました。うっかり防錆処理を忘れていた箇所です。たったの一週間でこれですから、やはり防錆処理は重要ですね。
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