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株価は読めない

2009 年 6 月 4 日 木曜日

株の値動きはランダムウォーク。全く先が読めません。

私は値動きは読めないということを前提にして、長期投資でありながらも比較的素早い意思決定 (損切りと利益確定) を心掛けているのですが、ここ最近のステラケミファ (4109.t) の値動きには本当に驚かされました。

確か昨年の末の 1,030 円くらいの時にステラケミファを全力買いしました。同社株は定期的に噴き上がるので間違いなく来るなと思ったのです。何年か前の同社株の 8,000 円アタックの時も大変お世話になりました。

私は基本的にはポートフォリオは組みません。大概は全力買いと全力売りです。持っても 3 銘柄くらい。ポートフォリオを組むと個々の意思決定が遅れるし定期的なポートフォリオの組み直しにはかなり神経を消耗します。リーマンショックのようなシステマティックリスクにも対応できませんしね。

800 円台まで下がったときにはさすがに焦りましたが、基本的には 4 月まではずっとホールドしてました。もちろん、何度か換金売りはしましたが。

3 月はほとんど 1,900 円台を中心に値動きがなかったのでそろそろ引き際だと感じていたところ 4 月に決算の大幅下方修正があり PER が大幅に下がりました。

株価は 1,700 円まで下がり、完全に売り遅れてしまいました。ところがです。

妙な買い支えを感じたのです。ホールドしたまま少し様子見をすることにしました。するとすぐに 1,900 円台を回復しました。株は本当に先が読めません。この妙な買い支えの意味はこの時は全く分かってませんでした。

尻尾と頭は食わせてやれ。2,400 円くらいまではあがるかもしれないけど、荒っぽい値動きになりそう。夜しか相場を見れない状況で 2,500 円アタックはあまりにリスキー。そう思って私はそこでおりました。

しばらくは、セブン銀行を見ていてステラケミファのことは忘れていたのですが、今日の株価を見て驚きました。

3,590 円ですよ。株は本当に先が読めません。

逃した魚のサイズを競っても全く意味がありません。要はここから参戦するのかしないのか。ここからはかなり投機的になります。

明日の寄り付き次第では再び参戦したいと思います。

ところで、土浦 8 人殺傷事件の公判内容 がかなり興味深いです。特に、11 のあたり。昔、私も中学生ぐらいのときにこういうことを真剣に考えたことがあります。善悪は相対的なものだと。まだ全部読んでませんが私と金川さんの一番の違いは常識の大きさですね。私の中で常識は既にあまりにも大きかった。小動物ですら殺せません。今では、哺乳類どころか蚊を殺すのですらためらわれるのですから人は変わるものです。


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