残虐な CM
さっきチラっとテレビを見たら残虐な CM が流れてました。カルピスの CM です。
タッチに出ていたあの女優さん (名前わすれた) 扮する保母さんが、「乳酸菌が私で……たっ君が牛乳だとしよう」そう言いながら子供を「ぎゅっ」と抱きしめます。「こうして私たちだんだんカルピスになるの……」そして教室の園児たちは全員保母さんに抱きつきます。
何故、みんな抱きついたのか。ここが重要です。季節は夏ですから暑苦しい先生のそばはできれば敬遠したいはずですよ。
一部のヨーグルトの CM だったら全く問題なかったんですがね。確かカルピスって殺菌してから出荷するんですよ。 つまり、保母さんは死ぬわけです。殺されるわけです。おそらくこれは精神的な死を意味しているのでしょう。出荷とはすなわちどこかに売り飛ばされるということです。どこかの金持ちに買い取られるわけです。精神的な意味で彼女の人生はそこで終わるのです。
園児たちはそうした保母さんとの別れを惜しんで抱きついているのですね。全くむごい CM です。
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