積ん読のすすめ
私が大学を卒業するときに学部長から頂いたありがたいお言葉を紹介しましょう。
「積ん読のすすめ」を贈る言葉に致します。積ん読とは、辞書によれば「本を読まずに積んで置くこと」です。その心は、これはと思う本は今すぐには読まなくても、とにかく手元に置いて当面は表紙を眺めるだけでもいいから買って置きなさいということです。新しい本が一冊自分の部屋に加わるたびに、部屋の空気が変わりその人の知的空間が広がります。たとえすぐには読まなくても、手近にその本を積んで置くだけでも、知的な刺激が伝わってくるのです。
どうですか? 眼からウロコがポロポロ落ちたのではないですか? これは CD にも当てはまるありがたい格言です。
そうです。あなたは買った CD を再生できていないことについて後ろめたく思う必要は全くないのです。もはや誰の目も気にする必要はありません。知らない作曲家の BOX-CD、特に限定盤の CD を見つけたら迷わず買いましょう。片っ端から買いましょう。
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