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船橋フィルハーモニー管弦楽団

2007 年 6 月 24 日 日曜日

今日は船橋フィルハーモニー管弦楽団の公演に行ってきましたよー。先月の熱狂の日の音楽祭で桐朋学園の無料公演を聞いて以来、ストラヴィンスキーの「春の祭典」にはまっているので、それだけを目的に聴きに行ったのですが、いやいやなかなかどうして他の曲も良かったです。

船橋フィルハーモニー管弦楽団は弦がうまいですね。柏の某交響楽団とは比べものになりません (比較してしまって申し訳ありません)。たかが市民交響楽団とあなどっていたため期待していなかったのですが、うまかったです。ですので弦楽器だけの演奏である弦楽セレナードはとてもクオリティの高い演奏でした。弦楽セレナードは有名な曲なのでみなさんも聴いたことがあると思います。

それからやはり「春の祭典」。これは興奮します。ソロなどに多少の難はあったものの全体的には良かったと思います。本当に行ってよかったと思いました。あれだけの興奮を得られて 500 円は非常に安い。とても得をした気分です。「春の祭典」は 5 弦コントラバスに始まり、アルトフルート、バストランペット、バスクラリネット、コントラファゴット、イングリッシュホルンなど低音を盛り上げる楽器が多く、またギロなどのパーカッションも多いため目でも楽しむことができます。双眼鏡を持って行って良かったです。

「春の祭典」はやはり生演奏がいいですね。目で楽しんだというのもありますが自宅のオーディオで聴いた演奏とかなり開きがあるように思いました。自宅のオーディオを強化する必要があります。STAX のイヤースピーカーがますます欲しくなりました。

ところで、今回は友人と一緒に行ったのですが、その友人がクラシックの公演を聴くのは初めてで「春の祭典」も聴いたことがありませんでした。そんな友人に、強烈な不協和音が錯綜する「春の祭典」をいきなり聴かせるのはどうかなとも思いましたが、予想以上に満足して頂けたようで良かったです。その友人は「春の祭典は古畑任三郎の挿入曲に似ていたのでとても楽しかった」と言っていました。

曲目は下記の通りです。試聴可能なサイトのリンクもつけてみました。
チャイコフスキー 「弦楽セレナード」
15 分休憩
ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」
ストラヴィンスキー バレエ音楽「春の祭典」 (5 曲目以降をクリックしてください)
最後にアンコールとして ハチャトゥリアンの仮面舞踏会より「ワルツ」

追記 やたらノリノリなフルート奏者がいました。あたかも踊っているようで面白かったです。ノリノリで下手な人は今までに見たことがありません。この人もうまかった。
それから演奏終了時に「ブラボー!!」と叫びたがる人はどこの公演にいってもいるのですね。 日本人なら「素晴らしい!!」とか叫べばいいのにあえてイタリア語を使うところからして、「お前、ブラボー言いたいだけちゃうんか」と関西弁で問い詰めたくなります。


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